もともと、「何とかなるだろう」という楽観主義。留年や、就活大失敗の一歩手前まで経験しました。

Murakami.R 2025年入社 葬祭部門(2025年11月インタビュー)

最終学歴和光大学
表現学部 総合文化学科 卒業           
選考を受けた主な業界   冠婚葬祭
ワークスタイル多くの人と接する仕事
企画・サービスを提案する仕事
チームワークを活かす仕事

2022年3月- (学生生活) 
コロナ禍でオンライン中心の授業だったこともあり、授業を受けるのをおろそかにしてしまいました。
もともと、大学に行かないとやらない、というタイプだったということもあって、家にいたことでサボってしまいましたね。
2年修了時に留年が決まったのですが、ちょうど、その頃から通学できるようになったのもあって、
1年だけ大学に残ることになりました。

両親も薄々は分かっていたみたいで、「やると思った」と言われました(笑)
4年分の学費は出すと言ってもらえていたので、留年した1年分は、アルバイト代で払いました。

バイトは、家の近くのスーパーで、レジや品出しなどをやっていました。
特に楽しいというわけではなかったのですが、自宅周辺にバイトを出来るような場所がなくて、
通いやすさ重視、働いている人もいい人ばっかりだったので、特に環境に不満もなく続いた、という感じです。

2024年12月- (学生生活) 
就活自体は、大学5年生の12月くらいから始めました。
受験とか諸々もそうなんですけど、何とかはなってきていたんですね。
楽観的になってしまっていたのもあって、大失敗の手前まで行きました(笑)

業界は、最初から葬儀一本に絞ろうと思っていました。

就活もヤバいなってところまで来てはいたんですけど、
葬儀業界は「なり手」が少ないんじゃないかなって思って
ズルズルと就職活動がずれ込んだ感じです。
ここでも、ちょっと楽観みたいなのが入っちゃいましたね。

2025年4月- (新卒入社)
現場研修では、冠婚葬祭などの各現場に行きました。
葬祭志望ではありましたが、冠婚がちょっと面白そうだと思いましたね。

館内が、某夢の国にいるような作りになっていて、ここで働いたらちょっと楽しそうだなと思いました。

料理を食べるのも好きで、料理の技法やフランス料理の切り方や焼き方、ワインのうんちく、といった本を
読んでいたせいもあると思います。
料理関係の知識や、ワインのことなど、普段、あんまりこの年齢だと触れないような知識が結構あったりして、
そこは面白いと思いました。

ただ、料理が好きではありましたけど、料理だけじゃなくて、色んな知識や経験を得たいと思っていました。
最初に何を経験したいかと思ったら、葬儀の方に興味があったので、仮配属前の面談も、本配属前の面談も、
葬儀志望、と伝えました。

2025年8月- (本配属)
仮配属先と同じ、本厚木にある事業部に配属になりました。
年の近い先輩方は、何でも聞ける人ですね。
何でも教えてもらえますし、普通に趣味の話とかもします。
小説を書く先輩もいるのですが、私も本が好きなので、コミュニケーションは取りやすいです。

9:00~ 出勤
 出勤したら、開館準備をします。
 同じ市内に住んでいるので、通勤は30分ほど。近いですね。
 通勤のストレスもなくて、パッと帰れるのはいいですね。

10:00~ お客様のお迎え、告別式のサポート
 来館されたお客様をロビーや控室にご案内したり、ご記帳のご案内をしたりします。
 式後のお別れのときに、飾られたお花を摘んで、お柩にお納めいただくための準備、といったこともします。

12:00~ ご出棺
 お客様をお見送りした後は、式場の片づけを行います。

13:00~ 昼食休憩
 
14:00~ 戻り忌中
 火葬場からお戻りになったお客様をお迎えします。
 その後は、館内でご安置されているお客様のドライアイスを交換したり、館内のメンテナンスを行ったりします。

18:00~ 退勤
 日によって、15:00や16:00に退勤することもありますし、もう少し遅い時間になることもあります。
 1日当たりの標準労働時間は、7時間40分ですが、残業は月平均20時間程度です。
 みなし残業ではなく、きちんと残業手当も支給されるので、比較的、手取りは多い方だと思います。

映画館に行くのが好きですね。
ジャンルでいうとホラーが好きです。

昔の映画を見たりするのも好きで、サブスクに4つくらい入っています。

もともと、お酒を飲むのも好きなので、
高校時代からの友人と、飲みに行くこともあります。
最近、つぶれてしまって行けなくはなったんですが、友人とバーに行ってみたりもしました。

本や映画も好きなんですけど、他にもアニメやゲームが好きです。
職場では、部長が雑談などでコミュニケーションを取ってくれるのですが、
アニメやゲームの話をふってくれることもありますね。

結構、昔の映画ですが、納棺師が出てくる映画を見たことが
きっかけの一つになっているかもしれません。

それから、大学では、映画などの作品を分析する学科で学んでいたことも
きっかけになったかもしれませんね。

授業の一つとしてあったのが、少年と少女が入れ替わって、彗星が落ちてくる、というストーリーの映画を見て、
表現方法や構図から、何を示唆しているのかを考えるというのがありました。

扱われているのは彗星ですが、映画の公開前にあった大震災を置き換えて、
震災のトラウマを解消するために描かれた、ということも推察できるんですね。

そうやって、日常では体験できないことに興味が沸いていったのかと思います。

実際の就活では、当社以外に葬儀会社で2社ほど、面接を取り付けるところまでは行きました。
ただ、マイナビの画像を見て、雰囲気が合わないな、と思って、辞退をしました。

今思うと、面接だけ受けておけばよかったのかもしれないですけど、
結果的に、当社しか受けていないですね。

雰囲気が合わないな、と思った理由は、派手なイメージというか、
安売りを全面に出すような姿勢が、自分の性格に合わない、と思ったところですかね。

開店キャンペーンとか、抽選で○○が当たる、みたいな感じが、気に入らなかったのかな、と思います。

分かりやすいところでいうと、日曜日の夕方にやる某国民的アニメがありますよね。
特徴的な髪形をしている主人公が出てくる、一家にまつわるストーリーの。

あの家族構成って変じゃないですか。
お婿さんが、一人、部外者として入り込んでいるという状況ですよね。
でも、家庭の構造的には、戦前の家父長制の形を保ったままなんです。
今はコンプライアンスとかもあって、時代の流れ的には、何となく奇異される形だと思うんです。
でも、なぜか受け入れられて、みんなが見ているのは何でだろう、ということを考えます。

お婿さんが入ることによって、威厳たっぷりの家父長制的な要素が薄れて、お婿さんと妻と子供、という現代の家族が
家父長制の家族の中に入り込めている。
つまり、家父長制を温存しながら、核家族化への移行を表している、ということが読み取れます。

見た目は、現代の核家族の形をとりながら、アニメの中では、ところどころに家父長制的な要素が隠れているのも
面白いですよね。
例えば、座る位置とか。
威厳たっぷりの父親が上座にいて、下座に母親と主人公がいたりします。

そんなことを学んでしまうと、直接的には伝えなくても、暗に示唆しているものは何か、ということを考えるようになってしまいますね。

ちなみに、入社して、葬祭の研修を受けたときにビックリしたのですが、
担当部長が、ずっと「日常と非日常」という話をしてくれたんですね。

ホラーとか、作品分析の分野でも、日常と非日常という概念は、結構、多用されています。
映画で、日常と非日常を逆転させて表現する、みたいな感じです。
そこは何となく通じる部分はあるのかなと思いました。

そういうことを学んだおかげで、仕事は仕事、として切り替えられているなって思いますね。

今は、火葬式を一人で担当できるようになるために、納棺式の練習をしています。
練習に立ち会ってくれるのは、マネージャーや部長が多いです。

マネージャーや部長、というと、距離感が遠い感じを想像していたのですが、
その感じとは違って、特に、部長とはすごく距離が近いことにビックリしました(笑)

普段からよく雑談をしますし、過去に経験した葬儀の話をお聞きすることもあります。

たわいもないことですけど、「前に行ったここのお店が旨かったから、行った方がいい」とか、
「今度、子どものサッカーで送り迎えをしなきゃいけないんだ」、とか。

結構、コミュニケーションは取りやすいですね。
皆さん気さくに話してくれますし、お仕事もしやすいです。

葬儀会社って、暗いとか、笑っちゃいけない、というイメージがあったんですね。
社内の雰囲気は、明るい感じじゃないんじゃないか、とは思っていました。

実際は、オンとオフがハッキリしていますね。
お客様の前では厳かな雰囲気なんですけど、一度、事務所とかお客様の前以外になると、皆さん、すんごい笑っている(笑)
そこはちょっと面白いです。

こういうところで良かったです。