もともとは教員志望。民間にスイッチして、入社式2ヶ月前に内定承諾。

Nagayoshi.M 2025年入社 葬祭部門(2025年10月インタビュー)

最終学歴玉川大学
文学部 国語教育学科 卒業           
選考を受けた主な業界  福祉サービス
教育
冠婚葬祭
ワークスタイル多くの人と接する仕事
地域社会・地域密着型の仕事
チームワークを活かす仕事

2023年8月- (学生生活) 
翌年の教育実習の準備に追われて過ごしていました。
周りも教員志望が多かったので、民間のインターンシップには参加しませんでした。

2024年5月- (学生生活) 
5月中旬から6月初めにかけて、教育実習に参加しました。
中学2年生の国語の授業で、「枕草子」や「クマゼミ増加の原因を探る(説明文)」というのを担当しました。

せっかく参加した教育実習でしたが、教員としての働き方に迷いが生じ、どうしようかと悩み始めました。

4年生の6月なんて就活の真っただ中なのに、ロスしちゃって、というのもありましたし、
7月の教員採用試験は受けたくないな、ともなってしまって、かなり停滞しました。
同級生の中にも、教員採用試験を受けずに、就活を始める人もいましたね。

2024年8月- (学生生活)
民間を受けようと思い始めたものの、進路にはすごく迷いました。
探しまくって、迷いまくっていたのが、この時期です。

9月、10月で、ようやく業界を絞り始めた感じです。
教育系ではありたかったので、説明会には大学事務とか、放課後児童クラブとかを選んで参加しました。

ただ、選考には進んだものの、リサーチ不足というのもあって、その段階で、ほかも見たいなという気持ちになってしまいました。
そこで、教育系はいったん保留にして、ほかの業界を探し始めました。

そこから、冠婚葬祭業に移っていったのですが、一番は、人と関わるというのが強いのがこの業界かなと考えたのと、
もともと大学の授業で受けていた民俗学(儀式や儀礼、また儀式についての起源など)に興味があったので、
自分としては関心を持ちやすかったのかなと思います。

2024年12月- (学生生活) 
業種を変えてみようと思って参加した最初の説明会が、当社でした。
もう1社は説明会参加のみで、選考には進んでいません。
どちらも、オンラインで説明を受けたのですが、オリジナル製品を自社で作っていることや、ニーズに合わせた提案ができるというところが、
他にはないなと思ったので、ここを受けることにしました。

そのまま、年明けの1月には内定が出て、2月には内定者研修に参加して、という感じでした。

2025年4月- (新卒入社)
入社してからは、現場研修がありました。

冠婚部門では、ご婚礼とご宴会が何回かあって、チャペルで行われた挙式を見せていただいたりもしました。
一言で言うと、ハッピーでしたね(笑)
結婚式に列席したことがなかったので、人生初の体験でした。
こういう感じなんだ、というのも分かりましたし、ここに自分が関わっていいのか、ということも思いました。
自分が失敗したら台無しだぞ、という変なプレッシャーがすごくありました。
研修を体験してみて、冠婚部門の仕事をしてみたいというよりも、何ヶ月もかけて準備することに、かなりプレッシャーを感じました。

葬祭部門では、お式を見せていただいたり、ディレクターの方に動きを教わったりしました。
葬祭以外の現場でも色々教えていただきましたが、葬祭部門の方は、皆さんとても優しかったです。

仕事内容も、スタッフだけでなく、お客様もご葬家やお寺様など、
色んな人と関われるのは葬祭部門の方かなと感じました。

2025年8月- (本配属)
仮配属前の面談と、本配属前の面談は、どちらも「葬祭志望です」と伝えました。
配属先の西東京事業部も、自宅から40分くらいなので、楽に通勤できています。

8:00~ 出勤
 お式の担当がある場合は、8:00に出勤してから、ディレクターとご利用のある施設に移動することもあります。
 直接、お式が行われる施設に直行することもありますし、お式の時間によっては、出勤時間が9:00ということもあります。
 また、お式がない場合は、10:00出勤になったり、16:30退勤になったりすることもあります。

8:45~ 施設に移動
 お式の準備や、お客様のお出迎えをします。

12:00~ ご出棺
 火葬場に行かれるお客様をお見送りし、お戻りになるまでに片付けや準備をします。

15:00~ 忌中払い
 (忌中払いのサービスは、料飲スタッフが行います)

16:30~ お見送り、片づけ、移動
 片付けが終わってから、ディレクターと母店に戻ります。

19:30~ 退勤

授業準備などで休み時間が無くなったりとか、部活動で自分の時間がないように見えたりとか…
生徒と関わるのはすごく楽しかったんですが、先生方を見ていて、自分にやっていけるのかという不安が出て、
どうしようかなと悩み始めました。

教員不足のニュースでも言われるようなことですし、授業でも聞かされていたことではあったのですが、
「やりがい」で何とかなるかなと思っていたところもありました。

先生方にも色々聞いてみて、できるのかなという思いが強くなり、
「やりがい」だけでは何とかならなくなっていきました。

それに、自分の教員としての向き不向きも実感したことも理由の一つです。
理想的な教え方と、現場の教え方というのは、違うんですね。
しっかり準備をして臨みたい、という自分のやりたい教え方ができなかったな、というのもありました。

もともと、家族には、教員になりたいかどうかも含めて相談はしていたので、
民間にスイッチすると言った時も、特別な反応はなかったです。

教員志望の学部でも、民間に進む人も珍しいわけではなかったですし、
両親とも教員免許を持っているということもあって、かなり理解してくれていました。

結構、後手後手になっていたにも関わらず、自分のペースでいいよ、と支えてくれたのは大きかったですね。
両親には、本当に感謝しています。

今、改めて振り返ってみても、教員の方が良かったな、とかいうのは全然ないです(笑)
今できることを頑張っていこう、という気持ちです。

葬祭部門のスタッフの方々は、皆さん明るくて、自分の想像していたテンションとは違いました(笑)
いい意味で裏切られたというのはあります。

勝手に想像していたのは、皆さん暗くて、シーンとしているのかなと。
全然そんなことはなくて、皆さん優しくて、話しやすいなと思います。

事務所にいる先輩方に、お式のことについて質問をしても、いっぱい返してくださいます。
よく教えてくださるのは、キャリアが10年以上の方ですね。

年が離れていても、距離を感じることはありません。
皆さん、質問をしても、勉強になることをたくさん返してくれる方しかいないので
何かあったら質問をして、答えが出る、という環境です。

忙しそうにしていると、やっぱり声はかけづらいですが、
ディレクターの方と一緒に仕事に入ることが多いので、少し時間が空いたときに
話しかけるタイミングは沢山あります。

不安に思うことはすごくありますが、そのたびに質問はしていける環境なのは
私には合っていると思います。

物の場所を覚えたりとか、日々の業務で少しずつ覚えていくことがあるのはもちろんですが、
先日、教わっていなかったお客様対応を一人で出来たことがありました。

あるお客様が来館されたのですが、間違って、一つ上のフロアまで上がってきてしまわれたんですね。

お客様のお名前を聞いて、ご用件を聞いて、事務所の人に伝えて、というのを一人で出来たので、
成長できたかも、と思いました。

イレギュラーなことではあったのですが、日々、先輩方の動きを見ているので、
お客様が安心できるような行動がとれたのかもしれません。

「新人だけど、お客様にとってはスタッフの一員。新人だからといって、不安にさせるようなことはないように意識しようね。」、とも言われていますし、
「お客様の立場に立つように」ともよく言われます。
これからも一つずつできるようになっていきたいな、と思います。

5割くらいは寝て過ごしています(笑)
もともとインドア派。
ただ、メリハリはもたせているので、友人と中華街や新大久保に出かける日もあったりします。

友人は、医療事務なので、土日休みなのですが、
ひと月前に休みを決めて、私がそれに希望休を入れてもらって、休みを合わせています。

希望休は、全部通してもらっていますね。
夏休みも充分とれました。
来年の夏休みは、友人と旅行にも行きたいなと思っています。