夢中になるほどイラストを描くのが好き。就活もそれを軸に考えていました。

Tsutsumi.S 2025年入社 葬祭部門(2025年11月インタビュー)

最終学歴東京工芸大学
芸術学部 マンガ学科 卒業           
選考を受けた主な業界  冠婚葬祭
ゲームソフト
マスコミ(出版・広告)
ワークスタイル企画・サービスを提案する仕事
豊富なアイディアを活かす仕事

2024年2月- (学生生活
マンガ学科に在籍している同級生は、ほどんどがフリーランスや漫画家を目指していました。
私自身は、社会人経験をした方がいいと思ったのと、なにより、安定した生活を望んでいたのもあって、就活を選びました(笑)

2024年12月- (学生生活)
12月下旬になって、平安レイサービスの説明会に参加しました。
それまでは、ゲーム業界や印刷業界などを受けていたのですが、なかなかうまくいかず…
改めて秋頃に考え直して、色々さがしているうちに葬儀業界を見つけました。

2025年1月- (学生生活)
当社の選考がスムーズに進み、1月には内定をいただきました。
2月に内定者研修が行われるのもあって、通常よりも、短いスパンで選考スケジュールを組んでくださったそうです。
おかげで、2月の研修に参加して、他の内定者とも顔合わせをすることができました。
入社前に、同期と会える機会を設けてもらったことで、一層、安心感にもつながりました。

2025年4月- (新卒入社)
集合研修を受けた後、冠婚葬祭などの現場研修に参加しました。
冠婚部門を体験したときは、オリジナル製品が沢山使われていたり、アイデアを沢山出したりすることが、面白いな、と思いました。
冠婚の仕事に魅力は感じたものの、葬祭の方が、日々の仕事の量が多く、個人的にはちょうどいい忙しさ(※)に感じました。

あまり暇すぎても、苦しくなってしまうタイプです。
葬祭では、お花摘みから始まって、式場の準備や片付けなどもあって、ずっと体を動かしていられるのが、意外と性に合っているなと思いました。

※忙しいという字は、りっしんべん(忄=心という字から転じた偏)に、亡という旁(つくり)からできています。
心を亡くす、という字になるため、通常、サービス業に携わる私たちは、「忙しい」という表現は使いません。
今回は、インタビューという性質上、ニュアンスと読みやすさを考慮し、あえて加筆修正をしないようにしました。

2025年8月- (本配属)
現場研修中に、体を動かすことが性に合っているということにも気づけましたし、活躍している先輩方の姿も見ていたので、
仮配属前と、本配属前の面談では、どちらも、葬祭志望と伝えました。

9:00~ 出勤
 日によって、出勤時間は異なります。多いのは、8:00出勤、9:00出勤、10:00出勤になることです。
 出勤後、自分や出勤予定のメンバーのスケジュールを確認します。

 仮担当といって、担当ディレクターのサポートをする場合は、
 担当する喪家様の情報を確認して、担当ディレクターと一緒に、式場に向かいます。 

10:00~ お客様やお寺様のお迎え
 お迎えをした後は、お位牌やお写真をお預かりしたり、お茶をお出ししたりします。

11:00~ 告別式、出棺
 出棺後は、片付けをしたり、次のお式の準備をしたりします。

13:00~ 忌中払い、昼食、事務作業
 お戻りになったお客様をお迎えした後、昼食休憩をとります。
 (忌中払いのサービスは、料飲スタッフが行います)

14:30~ お見送り
 お持ち帰りになるものを確認した後、お客様をお見送りします。

15:00~ 自宅届け
 お花などを、ご自宅にお持ちします。
 戻ってから、事務作業をしたり、翌日の式場準備などをしたりします。

18:00~ 退勤
 退勤時間も、日によって異なります。
 18:00や19:00に退勤することが多いですが、夕方の早い時間に退勤できることもあります。

就活は、デザインやイラストを描く職種で考えていました。
最終面接まで行けた会社もあったのですが、技術が選考基準までは追い付いていなかったのかもしれません。
どちらかというと、正確性が求められるというか、手で書いたような絵が好まれないのかとも思いました。

ゲーム業界の面接では「個性的すぎる」と言われてはしまいましたが、学校の先生からは「味のある絵」という評価をいただいていました。そこで、ポートフォリオを持参するようには言われてはいなかったのですが、平安レイサービスの役員面接でも、持っていくことにしました。

ゲーム業界には合わなくても、自社でオリジナル製品を作ったり、レトルト食品を作ったりする会社であれば、商品や広告で使えるのではないか、と思ったので、同じものを持っていきました。

当社の役員面接で出したときは、好印象でしたね(笑)
食べ物の絵もいくつかあったので、社長からは「(当社では、食べ物の商品も扱っているので)スープなどの絵や、パッケージデザインなども出来る?」と聞かれました。
「出来ます!」と即答したのを覚えています。

気持ちの切り替えということでいうと、少し、時間がかかったかもしれないです。
イラストを描きたいと思いつつ、安定を望むのであれば、どこかの会社に入らなければいけない…という感じでした。

別の業界を探すにあたっては、相談をしまくりました。
先輩の行っている業界なら安心できるかな、とも思って、大学の就活支援の方に、先輩方が行っている業界を教えてもらったりもしました。

意外に思われるかもしれませんが、就職先で多かったのは、家電量販店です。
パソコンに強い生徒が多いので、行かれる方が多いとのことでした。
ただ、使い方を教えることよりも、販売ノルマなどの方が大変なのではないかと思って、OBOG訪問まではしませんでした。

そのほかに、葬儀業界に行って、生花の仕事をしている方もいらっしゃるともお聞きしました。
生花であれば、今まで学んだデザイン性のことなども生かせていいのではないか、とのことでした。
ただ、先輩方は東京の葬儀会社に就職したとのことで、私は神奈川に住んでいることもあって、県内の企業を探すことにしました。

葬儀業界にスイッチしてから、当社以外に2社の説明会に参加しました。
選考自体は、3社のうち2社に絞り、説明会で一番、印象のよかった当社が、第一志望になりました。

選考に進んでいたもう1社は、一次選考で不採用になりました。
「葬祭の専門学校に行っている人を多く採用している」とのことでしたので、絵を描ける能力は、求められていなかったのかと思います。

平安レイサービスでは、葬祭の専門学校出身者はほとんど在籍しておらず、美大出身、音大出身、農大出身、芸大出身など、
多才な能力をもつ先輩が多く活躍しているとのことでした。

夢工房(※)でアイデア力を生かせるというのも、すごく良かったです。
結果、当社では、スムーズに内定まで進むことができました。

※夢工房とは、オリジナル製品を中心に、オンリーワンの商品などを生み出す工房です。
木工、金属加工、樹脂加工など、幅広い技術や設備があり、短納期、低価格でモノが生み出せるので、
当社にしかできない、「本当の意味でのお客様第一」に繋がる、という強みを持っています。

もともと、中学生のころから、キャラクターなどを描くことだったり、ゲームをしたりするのが好きでした。
高校は、色々と選ぶのに苦戦はしたのですが、デジタルで絵を描いていたのもあって、工業系の学校に行くことにしました。

進学後は、漫画研究会に入部しました。
著作権があるということで、漫画の研究はできない、という謎の部活でしたが、ただ、パソコンとタブレットがあって、それで自由に絵を描けるというのが魅力でした。
描いた絵は、文化祭で展示したり、本を作って渡したり、というのを毎年やりました。
大学もマンガ学科なので、とにかく、絵を描く技術を磨いて磨いて、という時間を過ごした感じです。

絵を描いている間は、無心になって、嫌なことも悪いことも全部忘れて、集中できます。

実は、新入社員研修の休憩時間にも、絵を描くことがありました。
慣れない環境で、色んな人がいる中だったので、絵を描いて、心を落ち着けることで、研修にもしっかり臨めました。

本配属になってからは、なかなか時間がとれないのもありますし、仕事にも慣れてきて、描かずにはいられない、というのは減りました(笑)
今は、仕事に集中できています。

いずれ、お客様と葬儀の打ち合わせをする業務も、やるようにもなると思います。
その時になって、生花祭壇の画を描いてお客様や生花部門の人に伝えたり、自由葬のお打ち合わせ内容を画に描いて、当日の担当者に引き継いだり、ということができれば、周りの人もやりやすいのかな、と考えています。

今までは、絵を描くこと以外は、ダメなところが多かったんですが、
色々な業務をするにつれ、日常生活でも動きが良くなって、いい意味で、しっかり立ち回れるようになったなと思います。

お式場の椅子を並べるにも、前後左右をキチッと合わせたり、商品の扱いも、丁寧にしたりするよう、教わっています。
分からないことは、分かりやすく教えてくれますし、移動中も、運転しながらお喋りをしてくれて、楽しいです。
もともと、自分からは話さないタイプなのですが、うちの会社では、周りから話しかけてくれる人が多いです。

仕事でキチンとやっているうちに、自宅で洗濯物を畳むときにも、しっかり畳むのがクセになって、出来るようになっていました。

しっかり者ではなかったので、家ではダラダラ過ごしてしまうのですが、何でもかんでもキッチリやるようになって、
家事も、効率的に動けるようになってます(笑)

一年前の自分とは、だいぶ違う自分なのを感じますが、こういう自分も気に入っています。

フリーランスをしている同級生と、たまに会うこともあります。
暇なときはいつでも会えるのですが、急にマンガの仕事が入ると、期日までにやらなくてはいけないので、
会えないし、連絡も付かなくなるし、ということもあります。

そういう友人を見ていて、楽しそう、と思う気持ちも、まだあります。
ただ、生活面をみると、難しいところもあるな…と。
お互い、違うところで大変なんだな、という印象です。

私は安定を求めていたので、今の生活は満足していますし、時間も不自由がなくて、安心して暮らせています。

10月は、大好きなテーマパークにも、3回行きました(笑)
3回のうちの1回は、その友人と平日に満喫することが出来て、楽しかったです。