就活で力を入れたのは「自己分析」。要領のよくない私に合っていたやり方でした。

Noguchi.I 2025年入社 葬祭部門(2025年11月インタビュー)

最終学歴立教大学
現代心理学部 映像身体学科 卒業           
選考を受けた主な業界  福祉サービス
教育
冠婚葬祭
ワークスタイル多くの人と接する仕事
チームワークを活かす仕事

2023年9月- (学生生活) 
インターンシップに参加。
当社のほか、冠婚葬祭の会社や、アルバイトをしていた学習塾と音響関係の会社にも参加しました。

2023年12月- (学生生活) 
インターンシップに参加した企業の早期選考に参加。

2024年3月- (学生生活)
就活エージェントに登録。
早期選考に進んではいたものの、まだ結果が出ていなかったのもあって、
違う動き方を始めることにしました。
その時点で、すでに自分の軸にしたい価値観が定まっていたので、そのままエージェントに伝えました。
「冠婚葬祭業以外で、この価値観で働いていけそうな業種があれば見てみたい」、ということをお話しし、
介護の会社3社と、遺品整理の会社1社を、紹介してもらいました。

エージェントに紹介してもらった企業に、履歴書を出したり、一次面接に進んだり、というタイミングで、
当社から内定が出ました。
その時点で、他に進みたいとは思わなかったので、そのまま内定を承諾して、就職活動も終了しました。

2025年4月- (新卒入社)
冠婚部門、葬祭部門、どちらの仕事でも良いなと思ってはいたものの、
実は、葬祭の仕事のことはよく分かっていませんでした。

高校生の時に、祖父を亡くしていますが、なんだか、よく分からないうちに終わっていました。
今、思い返してみても、あまりちゃんとは覚えていないです…

入社直前の不安になりやすい時期だったせいもあるかもしれませんが、
「亡くなった方に接する仕事ができるんだろうか」、と急に考えたりすることもありました。
ただ、入社して、葬祭の現場に研修に行ってみると、不安になる必要はなかったです(笑)

たぶん、先輩社員の方やお客様が、大切な方と接する姿を見て、ただそれが自然なことだと感じたからだと思います。

2025年8月- (本配属)
仮配属前の面談も、本配属前の面談も、どちらも「葬祭志望」と伝えました。
配属された事業部も、実家から近く、ドアtoドアで20分くらい。
満員電車に長時間乗る、というストレスもないですし、休日も、わざわざ有休を入れずに、
平日の空いているときに映画に行ったり、好きなバンドのライブに行けたりしています。

10:00~ 出勤
 法事の仮担当をさせていただく日のスケジュールにはなりますが、
 カルチャーBONDS藤沢に出勤をしてから、施行のある施設に移動をします。
 到着後は、会場の準備を行います。

12:30~ 昼食

13:30~ お客様やお寺様のお迎え
 お迎えをした後は、お位牌やお写真をお預かりしたり、お茶をお出ししたりします。

14:00~ 法事

14:30~ 会食
 (忌中払いのサービスは、料飲スタッフが行います)

16:30~ お見送り、片づけ、移動
 片付けや、翌日の施行の準備を行います。

18:30~ 退勤

当社以外では、冠婚葬祭業の会社と、もともとアルバイトをしていた学習塾、それから音響関係の会社のインターンシップに参加しました。

結婚式場を運営する会社では、館内見学や、3人くらいのグループに分かれて、披露宴の演出のプランニング体験をしました。
葬儀の会社では、参加者同士でご遺族役とスタッフ役に分かれて、当社でいうところの会葬礼状のようなものを作る、
というワークを行いました。
最終的に、オリジナルの文面に仕上げて、互いに読み上げる、という体験でしたね。
私とペアになった学生が、誰かが亡くなった想定をして、というのではなく、本当に亡くなった友人の話をしてくれたので、
相手の心を動かすような経験になりました。

学習塾のインターンシップは、セミナー形式でしたね。
自己分析のセミナーや、コーチングのセミナーなどがありました。
そこに参加した学生のうち、会社側が良いなと思った学生には、個別に連絡があって、
「面接対策や自己分析を手伝うための社員の方を一人つけます」、という流れでした。

そこまでしてはもらったのですが、そこで自己分析をガッツリした結果、「塾じゃないな」ということに気づきました(笑)

そこの塾自体、合格を目指すための塾だったんですね。
学校の授業に追いつくために頑張りましょう、というよりは、より良い大学に行って、人生の選択肢を広げましょう、ということだったんですけど、
「上に行った方がいいよね」という価値観を持ち続けて働かなきゃいけないのが、自分にはあまり向いていないかな、と思いました。

生徒一人ひとりの考え方があるのに、お客様としてお金を出しているのは親御さんですよね。
実際に接している方と、お金を出すという意味でのお客様が違うわけです。
仮に、板挟みになったとき、私は本人の方に寄り過ぎちゃうだろうな、それだと難しそうだな、と思いました。

自己分析を、重ねて、重ねて、それに気が付いたので、
面接練習したくらいの時点で、選考は辞退させてもらいました。

どんな仕事をしたいのか、というのを、ひたすら出していきました。
出していく中で、具体的な職種が出てきます。
そこで、「じゃあ何でこの仕事をしたいんだろう」と深掘りをしていって、
譲れないところとか、ここを大切にしていきたい、というところを見つけていく感じでした。

最終的に、「仕事をする上で大事にしたいことを、具体例をつけて3つ挙げる」、というところまで
落とし込みましたね。
砂場の中から探り当てるみたいに、自分が大事にしていることって何なんだろうな、ということに向き合いました。

出しきるまでは、自分でも「何で大事なんだろう」という質問を投げかけましたし、友人にも協力してもらって、
「それがあなたにとってどうして大事なの?」と聞いてもらったりもしました。

そこで、冠婚葬祭という、その人の人生の岐路というか、人生の楔(くさび)みたいになる仕事がしたいと思って
この業界に絞っていきました。

実は、祖父のほかに、祖母も亡くしているのですが、大学入試の3日前、しかも、第一志望の大学というタイミングだったんですね。
そのため、葬儀の日程と、入試の日が重なってしまい、葬儀に出ることが出来ませんでした。
葬儀の前に会いに行ったあと、大学を卒業してからお墓参りに行くまで、何となくですが、ずっと引っかかっていたのだと思います。

葬儀に出たことで、大事なことだと意識した、というよりは、祖母の葬儀に出られなかったことが
葬儀に出る、区切りをつけるって大事なんだなあと、思うようになったきっかけかもしれません。

インターンシップに参加した企業のうち、いくつかは早期選考に進みました。
冠婚葬祭で進んでいたのは、当社を入れて4社です。

ただ、色んな会社のインターンに参加しましたが、
一番ワクワクしたのは当社でした(笑)

ご来館いただいたときのサプライズがあるので、ここでは言えないのですが、
結婚式場の導線であったり、夢工房であったり、
当社でワクワクしたことが一番残っていましたね。

「その会社でしかできないことって何だろう」、と考えたときに
面白そうだなって思えたのは、ここでした。

高校時代、演劇部と放送部を掛け持ちしていました。

先日、司会のオーディション(※)があったのですが、放送部で朗読をしていた時に言われたことと
ほとんど同じことを言われました(笑)

例えば、抑揚の付け方や、話すスピード、発声の仕方、といったことですが、
高校時代こうだったな、と思い出しながら、司会の練習をしました。

結果、司会のオーディションには無事、合格しました!

その他にも、大学時代に、心理療法について学んでいく中で、日常から切り離されることの重要性も認識しました。
葬儀という儀式の場で、日常とは切り離されたところで自分の気持ちを落ち着かせたりする、
というのは通じるものがあるのかと思います。

※オーディションとは、先輩や上司から教わった業務が、お客様の前で実践できるかどうかを
確認するための場です。
葬儀の司会進行や、納棺など、育成の段階に応じて、オーディションを受けていきます。

業務上、顔を合わせることが多いというのもありますが、
どちらかというと、女性の先輩がよく声をかけてくださいます。

仮配属のときから、皆さん、興味をもって話しかけて下さったり、
質問して下さったりするな、とは思いましたね。

正社員の人だけでなくて、常勤のスタッフの方や、パートの方も
「どこに住んでいるの?」とか、「大学時代、何していたの?」とか、色々聞かれました。
一番多かったのは、「何でこの会社にしたの?」ですかね(笑)

名前を呼んで「あー野口さーん」と声をかけてくださる方もいて、
凄く働きやすいな、と思いました。

年齢が上の方もいらっしゃいますが、娘とか、孫とか、そのくらいの感じで
可愛がってもらえています。

一人でやる仕事ではないので、そういうふうに環境を作っていくのも素敵だなと思いましたし、
例えば、モノの場所とかが分からなくても、
距離の近い方がいると、自分が抱えていることを聞きやすい、というのもあります。

「これってどうしたらいいですか?」というのをすぐに聞けるのは
働きやすさになりますね。