松尾朋佳

2022年入社 葬祭部門(2023年9月インタビュー)

Q 今、しているお仕事は何ですか?

A 今は、お式の司会進行や、お客様とお式の内容をこういうふうにしましょう、といったお打ち合わせについて、一人で任せてもらえるように頑張っている期間になります。

Q 葬儀の仕事をするために、身に付けておいた方がいいと思うことはありますか?

まずは、正しい言葉遣いかなと思っています。 お客様と色々なお話をする中で、うっかり、正しくない言葉が出てしまうこともあって、「あっ」と思うことも、時々あります。

――丁寧にお話しになる松尾さんでも、そういうことがあるんですね。

ついつい、お話しが盛り上がってしまって、ぽろっと、砕けた話し方になってしまうことがあります。

もちろん、それがいいというお客様もいらっしゃるのですが、「ん?」という表情をされるお客様もいらっしゃいますので、何も気にしていなくても、正しい言葉が遣えるというのは、大きな武器になるかなと思います。

Q お仕事をしていて大変なことは、何かありますか?

A お客様によって、気になる点が違ってくるので、どう対応していくか、どう接していくのがお客様にとって心地いいか、を探すのが大変だなと感じています。

例えば、葬儀について何も分からない方であれば、一から一つひとつ丁寧に説明して、「今はこれをやってくださいね」「私が案内するので、ここでこういうふうにしてくださいね」と細かくお打ち合わせをしていきます。

その一方で、ある程度、葬儀の内容を分かっていてスムーズ進めたい、必要最低限のことだけでいい、といったお客様もいらっしゃるので、お客様に合わせて進行していくというのが難しい、と日々、感じています。

Q お客様のニーズの違いを、どうやって見極めているのですか?

A まず、お打ち合わせの引継ぎ内容を見て、直近でご家族にご不幸があったかどうかですとか、過去に当社でお式をされているかどうか、といったところを確認するようにしています。

お式の当日、お客様と直接お会いして、「本当に何も分からなくて…」とお客様がおっしゃった場合には、もちろん、一から丁寧にご説明します。

逆に、「○○について聞きたいんだけど」と、具体的なお話を最初からされるお客様もいらっしゃいますので、ある程度、ご内容が分かっている方には、要点だけお打ち合わせさせていただいた方がいいのかなと考えます。

お客様と実際にお話しして、最終的に判断している感じです。